「コールセンター転職は不利なのか不安…」
「コールセンターから違う業種へ転職したい」
このようなお悩みを持っている方は多いです。
コールセンターはストレスや低賃金、身に付くスキルが限定的といったことから長期的に働く業界としては魅力に欠ける部分もありますよね。
しかし、一方でコールセンター業界で培ったスキルや経験は、他業界でも高く評価されることがあります!
本記事では、コールセンターから他業界への転職を成功させるにあたって押さえておくべきポイントなどを僕の実体験を踏まえて詳しく解説していきます。
自身のキャリアアップに役立てて頂けると幸いです!
- コールセンターからの転職は不利?
- コールセンターの経歴を上手にアピールする方法
- コールセンターで身に付く転職で有利なスキル
- 【実体験】コールセンターからWEBマーケに転職した話
- コールセンターからの転職で困ったこと
- コールセンターからの転職を成功させるポイント
- まとめ【コールセンターからでもキャリアは逆転できる!】
※この記事にはプロモーションが含まれます。
コールセンターからの転職は不利?
日本語が話せれば誰でもできるとも言われる電話対応の業務。
あなたは「そろそろコールセンターから転職しないとまずい…」と感じている頃ではないでしょうか。
コールセンターからの転職が不利かどうかは結論から言うと、
他の職種・業種と比べると転職が不利なのは何を隠そう事実です。
その理由は簡単で「誰でもできる」という印象があるからです。
・誰でも入りやすい
・電話対応以外のスキルがない
・専門的な技術がなく他の仕事に活きない
こういった印象からコールセンターからの転職はやや不利になってしまうんです。
しかし、この問題は「業務内容の伝え方」で解決ができます。
僕自身は「コールセンターの業務の伝え方」を工夫しただけで、企業からの評価が180度変わり、内定がポンポンと出るようになりました。
また、20代で若ければ若いほど、正社員として未経験職に就くチャンスの大きい年代になりますので、コールセンター勤務の方でも希望の企業への転職は可能です!
コールセンターの経歴を上手にアピールする方法
コールセンターでの職歴を効果的にアピールすることで転職は不利ではなく、むしろ有利に働かせることが可能です。
コールセンターの業務は「電話対応」だと思われがちですが、電話は「手段」でしかありません。「電話」という手段を通してあなたが何をしていたかを面接官にアピールすることが大切です。
NG例:前職ではコールセンターで電話営業の業務をしていました。
OK例:前職では、電話を用いて○○(お客様対応、アウトバウンド営業)をしていました。
電話を通してお客様対応をしていた方であれば、接客業や事務職、さらにはお客様のニーズを汲み取る力をアピールしてコンサルティングへの転職も検討できるかもしれません。
また、テレアポやテレマーケティングをしていた方であれば、営業職やwebマーケティングへの転職もアピール次第で可能です。
コールセンターで身に付く転職で有利なスキル
コールセンターで身に着けることのできるスキルの中でも転職で有利に働くスキルを紹介します。
①コミュニケーションスキル
コールセンターでは毎日100人近いお客様と会話をすることになります。
これは他のどの職業も経験できないコールセンターの圧倒的な優位性になります。
また、電話でのコミュニケーションは対面でのコミュニケーションよりも難易度が高いと言われており、コミュニケーションで必要とされる要素を高いレベルで磨くことができます。
相手の声のトーンに合わせる
相手の話すスピードに合わせる
丁寧な言葉遣い
適切な話のテンポ
口調や語尾の柔らかさ
笑声
このような基礎的なスキルは1度身に着けてしまえば、ずっと使えるものなので、この点をアピールすることで、優秀だと感じてもらえる可能性が高いです。
②お客様への対応力
架電で難しいのがイレギュラーなことへの対応です。
沢山のお客様の対応をしていると必ず予期していない事が起きます。
・クレーム対応
・怒りだすお客様への対応
・分からないことを質問される
・詰められる
このような経験を積むうちに「相手の話をよく聞いて、機転を利かせたトークを展開する」「お客様に合わせて話の構成を変える」などができるようになっているはずです。
この経験は他の職種になっても大いに生かすことができるあなたの強みになります。
僕も毎日電話対応をやっていたので、対応力が自然と身についていて、転職の面接も落ち着いて対応することができました!
③目標達成力
架電の業務では、目標達成力が付きます。
僕の場合は、アウトバウンドのテレマだったのですが、月間の獲得件数目標、そのために決裁者と何人話さないといけないか、そのためには、何コールしないといけないか、という風に細分化して目標を設定して、達成に向けて行動をしていました。
恐らく、コールセンターで働いている方はコール数や受注件数などが目標として設定されていると思います。
そして、それを達成するためにはどうすればよいのかを考えて、達成に向けて具体の行動まで落とし込む力が備わっていると思います。
このように目標を具体的な数値に落とし込んで、行動できるのは他の企業や業種でも十分にアピールできる点です。
④マネジメント経験
上記の3つの経験は若ければ若いほど有利に働きますが、社会人経験が長くなると有利度は薄れていきます。
上記のようなスキルは社会人として働いていると自然と身に付くものであるからです。
そのため、コールセンター歴が長い方であれば部下の育成や、事業部の数値目標の管理、グループの統括などのマネジメント経験などがアピールポイントとなります。
コールセンターでは比較的若い段階からマネジメント経験ができる場合が多いので、この点をアピールすることで企業からの評価を上げることができるでしょう。
ただ、コールセンターでダラダラと長く働くことはオススメしません。いつまでも基礎的なスキルしか身に付かない環境に身を置いてしまうと、長期的には転職市場でかなり苦戦する事になってしまいます。
コールセンターを退職しようと考えたらすぐに行動をすることが成功の秘訣です!
【実体験】コールセンターからWEBマーケに転職した話
僕はコールセンターで1年間勤めていました。
その後、転職活動をしてwebマーケティング業界へと転職をすることができました。
コールセンターでの業務を上手くアピールしてwebマーケティングでどのように活かせるかをしっかり言語化することで内定をいただくことができました。
コールセンターと比べて待遇はかなり改善しましたので、僕の経験を踏まえてご自身の成功イメージを掴んでもらえたらと思います。
まず転職を決意した理由は2つです。
②将来への不安
そして転職エージェントにいくつか登録をして、転職活動を進めていきました。
具体的にアピールしたこと
僕がコールセンターでしていた業務は、主にアウトバウンドのテレアポでした。
そして、webマーケティング業界での主な業務はWEB集客とCVRの改善でした。
そこで、僕がコールセンターで得た経験をどのようにwebマーケティングで活かせるかを上手く繋げて伝えるように意識をして転職活動に臨みました。
具体的には、テレアポで培ったお客様に対してどのようなトークをすれば受注につながるのか、という創意工夫の経験を、webマーケティングでのCVRの改善に活かせます、という伝え方をしました。
その結果、全部で10社程度面接に進むことができ、最終的には3社から内定をいただき、希望の会社に入社をすることができたのです。
この経験から言えることは、コールセンターでの職務経験は必ずしも不利ではないということです。コールセンターでの業務をどの側面から見て、どのようにアピールするかで面接での評価は大きく変わります。
僕も最初は、「コールセンターで電話をしていました」という伝え方をしてしまっていたのですが、その伝え方だと全く面接官に響かずに何度も不採用の通知を見ることになりました。
僕がしたことは伝え方を意識しただけです。それだけで結果は大きく変わります。コールセンターでも伝え方次第で不利ではなく寧ろ有利に進めることができます。
一方で、コールセンターの経歴で面接で困ったこともありました。
コールセンターからの転職で困ったこと
コールセンターからの転職で困ったことは次の3つです。
②コールセンターを見下される
③書類選考が通らない
①ピシっとしたスーツを持っていない
コールセンターはお客様と直接顔を合わせないため、服装に関して比較的緩い傾向があると思います。
実際僕が働いていたコールセンターは私服OKでした!
そのため、ピシッとしたスーツを持っていなくて面接のためにわざわざ準備する羽目になりました(笑)
面接では基本的にスーツです。最終面接となると対面での場合も多いので、スーツの第一印象で損するのはもったいないです。しっかりとスーツを準備しておきましょう!
②コールセンターを見下されることがある
コールセンターで働いていたことを見下されたこともありました。
「ふーん。ずっと電話してたんだ〜。電話以外で何ができるの?」みたいな事もありました。
正直、コールセンターでは電話以外の業務は極端に少なかったのでアピールすることがありませんでした。この点はコールセンターで転職は不利だと感じました。
③書類選考で落ちる
コールセンターという職歴だけで落とされることもあります。経歴に強みがない方はこの点は前もって覚悟しておいたほうが良いです。
書類選考ではコールセンターは不利だというのは割り切るしかないです。
面接までこぎつけることができた会社に精一杯アピールすることで、面接の通過率を上げる様にしていきましょう!
適切にアピールができれば面接は全然落ちない状況を作れます!
コールセンターからの転職を成功させるポイント
①自己PRの伝え方を工夫する
②志望動機をしっかりと練る
③転職エージェントを活用する
④やりたい仕事・適性のある仕事をする
①自己PRの伝え方を工夫する
コールセンターからの転職は他業種よりも伝え方が重要です。
以下の手順で伝えてみてください。
②その中で自分が意識していたこと・得意だったことの整理
③企業が求めている人材像の把握
④具体的なエピソードと人物像を紐づける
電話は手段です。電話を通してどんな事をしていたのかにフォーカスをしてスキルと経験の棚卸をしてみてください。
②志望動機をしっかりと練る
コールセンターからの転職では志望動機が特に重要です。
①その企業へなぜ入社したいと思ったか
②コールセンターではなぜそれが実現できないのか
③コールセンターでのスキルがどう活かせるのか
④やる気を見せる!!
上記を意識して志望動機を作成しましょう。
大事な点は、やる気を見せることです。
「この人は採用したほうが良い気がする」と人事に思わせられると内定の確率は一気に上がります。
スキル面や経歴面では他の転職者に劣る可能性があるので、せめてやる気だけでも全転職希望者の中で1番である!という姿勢を見せましょう。
③転職エージェントを活用する
転職では職務経歴書の作成から応募書類の作成、面接といくつかステップがあります。それらをクリアするためには転職エージェントを利用することが必須です。
初めての転職であれば、なおさらエージェントに企業選びから選考対策までサポートしてもらうのがおすすめです!
転職エージェントに相談すると、あなたの希望に基づいて求人を紹介してくれます!
また、エージェント経由限定の非公開求人を紹介してくれるので優良企業に転職できる可能性が上がります!また求人票や企業の採用ページでは知ることができない社風や制度について詳しいレポートをくれたりもします。
とにかく転職をするなら使わない人はいないくらい当たり前に使うべきサービスです。
転職エージェントを使うことで質の高い職務経歴書での職歴や志望動機の作成が可能になります。また、希望の企業に受かりやすくなるための面接対策もサポートしてくれるので、選考の通過率が圧倒的に上がります!
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転職エージェントによって保有する求人は異なり、業界や職種、地域や属性などによって強み・弱みもあります。
また、担当してくる人との相性もあるので複数社の転職エージェントに相談するのがおすすめです。
④やりたい仕事・適性のある仕事をする
最後に、「自分がやりたい!」「興味がある!」「得意な領域だ!」と思える業界・業種に転職をしましょう。
本当にやりたいこと・興味あることであれば志望動機なども自然と生れてくるため、スムーズに転職ができます。
自分にどんな適性があるかわからない人、やりたいことがない人は、まずは転職エージェントにそのことを相談しましょう。一緒に解決策を見つけてくれます。
まとめ【コールセンターからでもキャリアは逆転できる!】
いかがでしたでしょうか。
コールセンターからの転職は伝え方と対策で不利ではないことをお伝えしていきました。
コールセンターを辞めたいと考え始めたらすぐに行動することが重要です。
コールセンターは長ければ長いほど不利になります。
危機感を感じてキャリアについて本気で考え始めたなら
まずは転職エージェントに登録をして相談することが第一です。
転職エージェントはあなたと同じようにコールセンターからの転職も多数、支援していますので成功事例や成功のノウハウを持っています。
いくつかの転職エージェントに登録してみて自分と合うエージェントで転職の準備を進めてみてくださいね!