こんにちは。ざわわ(@Mrzawawa1234)です。
今回はこれからセンター試験の英語を受ける人たちに向けてアドバイスをしようと思い、この記事を書いています。
また僕のことをもって知ってもらいたいので是非読んでくださると嬉しいです。
※この記事は約8分で読めます。
またこの記事では英語以外の科目の物語は省略させていただきます。英語に関することしか話しません。
5ヶ月でセンター試験の英語で190点を取った勉強法です。
はじめに~僕のあらすじ
ストーリー前編
僕は現在、北海道の大学2年生です。
無事、大学生になれたので大学に通っているわけですが、ここまでの道のりは簡単なものではありませんでした。
中学、高校の時から勉強は得意な方で、「やればできる」が座右の銘。しかし部活や遊びを言い訳にしてほとんど勉強はしていなかったのです。おばかさん。
しかし定期テストではそこそこ良い順位を取っていましたし成績も悪くはありませんでした。
自分で言うのもなんですが、先生的には相当うざい生徒だったと思います。勉強せずにタラタラしているのにテストで点数取るんですもん。腹立ちますよ。しかも不真面目ですしね。僕が先生だったら「なんやねんこいつ」ってなります。
授業中も集中しないで友達と話したり、先生にバレないように弁当早食いしたり、流石にやばいだろって今なら思うんですけど、授業中にモンストの通信で友人4人とダンジョンにいってました。
しかも生活態度が悪いこと悪いこと。髪はバレないようにちょっとずつブリーチしてましたし、パーマかけたりしましたし、休み時間の度に廊下で騒ぎ散らかしてました。本当にくだらないやつだったんです僕。
ばからしいですけど青春でした。
しかしそんな日々はずっとは続かないのです。何度も願いましたこんな日々が続けば良いのに。
しかし時の流れは残酷で、気がつくと受験生。僕の高校は進学校でしたので、高校三年生になると一気に空気が締まります。受験モード。
そこで初めて気付くのです。
「おれやばくね??」
そうして僕は焦りを感じ勉強に本腰を入れることになりました。てか焦りを感じないとやる気になれないよね。焦らないってことはまだ大丈夫ってことだから。多分。
しかし高校三年生。最後の行事が全て宝物に感じちゃう。
一個一個「最後の」が付くんです。行事も手は抜きたくありません。そうして僕は行事を全力で楽しみ、夏休みを迎えてしまいました。
5ヶ月での英語の点数推移
ストーリー後編
いよいよ夏休みが始まり、僕は考えました。
順当にやっていったら間に合わない。
そこで闇雲に勉強するのはやめて、戦略家のごとくセンター英語で9割を超える作戦を立てたのです。
(なぜ英語かというと英語が好きだったし英語で点数を稼ごうと考えたんです。他の科目も勉強していましたが今回は英語のお話だけ)
その作戦というのは
「基礎を全力で固めよう作戦」
夏休みに英語の長文を読むのはやめました。一切とは言わないですがほとんど。
夏休みは完全に単語とイディオムを覚えることに専念しました。
センター試験の1番の敵は長文です。いかに長文で点を取れるかが高得点の決め手です。
小手先のテクニックだけではやりくりできないのが長文なのです。
なのに僕は夏休みに長文問題をすることをしなかったのです。これが作戦です。
基礎ができていないと問題を読み間違えたり、文脈を誤って理解してしまったりします。
とにかく長文を読めるようになるには圧倒的な単語力とイディオムだと僕は考えたのです。
そして夏休みに終わらすと決めた単語帳、イディオム本が2つ。これを完璧に覚えてやるという執念でメラメラしてました。
学校ですでに ソクタンという単語帳が配布されていたのですがそれとは別で
この二冊を購入しました。
夏休みはこの二冊を隅から隅まで完璧に覚えることに重きを置いたのです。この二冊に僕は英語の運命を掛けたのです。
これは今思えば完全に正解でした。
この速読シリーズは単語、イディオムを覚えるのに最適な作りになっており
単語、イディオムを含んだ軽いエッセイを読んだ後に(和訳付き)、使われた単語、イディオムの解説があるのです。
つまり、英文を読む力も付きますし、効率よく単語とイディオムを覚えられるのです。
僕はこの二冊を暇があれば読んでいました。多分トイレの中でも読んでましたしお風呂の中でも読んでましたし、なんなら夢の中でも読んでる時期もありました。
英語の力はすぐにはでない。ある一定のラインを超えてから一気に力がつく。この言葉を信じてただひたすら単語とイディオムを覚えました。
夏休み中にこの二冊をおそらくそれぞれ5周ずつくらいしました。
先に言いますが、英語がある一定のラインを超えると一気に点数が上がるというのは本当です。体験済みです。ガチです。
そして夏休みに入る前は120点前後だったのですが、夏休み明けは140点ぐらいになりました。びっくり。
9月ごろになるとギリギリですが160点台まで上り詰めることができました。
しかしここで問題が出てきました。
単語力とイディオムと文法力が上がったのでわからない文章はあまりでないのですが、そこから点数が全然上がらない。
問題は、速読力でした。センター試験の大敵は時間です。難易度より時間がないことの方が問題です。
そこで僕はセンター試験の模擬問題集を買い、一日一回90分を毎日解きました。
ここからが長文問題との戦いでした。
これやってました。何回も解き直しをしました。わからない問題がなくなるまでやりました。あとは学校で配られる、なんかの英語のプリント。
そして10月ごろは、いままで受けてきた模擬試験などの英語の問題全てをもう一度やり、わからなかった部分を洗い出し
ノートにまとめて自分専用の苦手な問題集を作りました。
そしてそれを終わらせ、次の苦手な問題集を作り、繰り返し繰り返しとやっていきわからない部分を1つずつ潰して知識をブラッシュアップしていきました。
この頃になると、単語帳はもう次のページに何の単語があるかもわかるくらいには暗記できています。
しかし人間はどんなに覚えても忘れちゃう生き物。僕は単語帳の中から忘れやすい単語だけをピックアップした自分専用の単語帳を作ってました。これマジで効果あり。
しかし覚えられていると思う単語でも不安に思ってきますよね。
「本当に覚えれてんのかぁ??」
「場所で覚えてんじゃない??」
そう思った僕は新しい単語帳を購入することを決めました。基本的に単語帳は1つでいいというのをよく聞いていましたから躊躇いましたが、自分を信じて買いました。
こちらの単語帳です。これも買ってよかったです。笑
自分の判断は正解でした。
この単語帳で新たにスタートラインに立ちました。
ほらね。わからない単語がたまに出てくるのです。買わなかったら危なかったよ??ね??
また2つ単語帳を買ってわかったこともありました。
2つの単語帳にそれぞれ載っている単語は
「絶対覚えるべき重要単語」
片方にしか載ってない単語は
「覚えた方がいい単語(重要度低め)」
これだけでだいぶ効率的に単語学習にも力を入れることができました。
11月の模試ごろには160点を超える点を取れるようになっていました。しかしここからは本当に点数をあげるのが難しかった。辛い時期でした。点数に伸び悩んでました。
そこでまた作戦を思い出して、「基礎を固めよう作成」を再び実施。
新しい文法書を買いました。この選択がさらに点数を上げることになったと思います。
Next Stage英文法・語法問題―入試英語頻出ポイント218の征服
- 作者: 瓜生豊,篠田重晃
- 出版社/メーカー: 桐原書店
- 発売日: 2014/11/01
- メディア: 単行本
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この本を買い、ひたすら問題を解き基礎をもう一度固める作業をしていきました。過去形、現在完了形、助動詞のcan may など中学生かよっ!!っていう基礎の基礎ももう一度全部やりました(笑)
この本も3周くらいしたと思います。また、大事な部分は5周くらいしていると思います。
そして12月に突入すると、驚くほど点数が上がりました。
一気に20点くらい上がったと思います。突然の出来事でしたし、まぐれかもしれないと思っていたのですが、その後どんな問題を解いても170点以上で安定してました。やっほい。
冬休み。
ここまでくると
単語帳もイディオム本も、文法本も読み尽くし基礎はがっちり固まってます。
あとはひたすら問題を解くだけです。僕がセンター試験の過去問に取り掛かったのは12月20日くらいからです。直前に過去10年分くらいをやりました。
それで問題の系統や問題の特徴を覚え、本番を想定した解き方をするようになりました。
僕が編み出した解き方(時間配分)
問題に取り掛かる順番
3→4→5→6→1→2
この順番がベストだと思います。僕の周りの人と編み出した解き方ですが、
まずはじめに簡単な文章問題で頭を慣らして、先に長文問題を解いていきます。
これには理由があり、長文問題を解くには体力が必要です。後半にバテないためにも長文は元気なうちに解きます。
そして長文問題を解き終わったあとはクタクタになりますよね。そこで次に1→2の順番で解くのです。
大問1と2は知識問題ですので知っているか知らないかです。ここの問題はおそらく2つ合わせて10分か15分、多く見積もっても20分で解くことができるでしょう。
知識に磨きがかかっていれば大問1と2でつまずくことはまずありません。というより点数配分も低いのでこの2つの大問に時間を費やすのはナンセンスです。点取りゲームですから。
時間配分はその人それぞれですが、僕の場合は
大問3(10分)→大問4(18分)→大問5(18分)→大問6(24分)→大問1(3分)→大問2(約7分)→見直し(10分)
これくらいのペースを目標に問題を解いていました。
受験生は知っていると思いますが、先に問題で聞かれていることに目を通すことは必須です。
効率よく問題が解けます。
点数推移
5月〜6月120点
7月〜8月130点
9月140〜150点
10月150点〜160点
11月160点
12月170点〜180点
1月 センター前 180〜安定
センター本番 筆記190点 リスニング42点
リスニング
リスニングに関しては、英語のラジオを聞いて耳をならしたりしました。また、単語帳でしっかり正しい発音をしながら一語一語覚えていけば、自然とリスニングでも単語が聞こえるようになってきます。
自分が正しい発音を出来るようになれば音を聞き分けることができるようになるのです。
リスニングに関しては本番42点ですが、練習では30点台後半も出していましたし少し運的な要素もありました。笑
使っていた本はこちらです!
センター英語〔リスニング〕 満点のコツ (満点のコツシリーズ)
- 作者: 竹岡広信
- 出版社/メーカー: 教学社
- 発売日: 2015/08/04
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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最後に
2020年にセンター試験は廃止される予定ですが、思い出の詰まったセンター試験の話をさせていただきました。僕の青春はセンター試験共に記憶にあります。
みなさんは大学受験どのような経験をしましたか。
またこれから大学に入学しようとしている方、健闘を祈ります。素敵な未来を作ってください。
以上!ざわわでした!!