こんにちは、ざわわです。
今回は独学でもミックスボイスはできるようになるということを経験談を元に述べていきます。
またミックスボイスを出している時の感覚、またコツなどを紹介していきます。
歌が上手くなりたい人は必ず読んでいってください。
絶対に上手くなるコツを教えていきたいと思います。
僕はどのサイトを見てもあまりよくわからなかったので経験をもとに話していきます。
※ミックスボイスというのは、極めて感覚的な話になるため抽象的な表現、曖昧な表現が出てくることがありますがご了承ください。なるべく言語化して伝えていますので、ありのままに受け止めてもらえれば嬉しいです。
なぜ僕が歌に興味を持ったのか
僕が歌に興味を持ち出したのが高校一年生の時です。
新しくできた友達たちでカラオケに行った時に、歌がめっちゃ上手いヤツがいて、かっこよかったんです。
「俺もうまくなりたい」
「高い声も難なく出したい」
と思ったのが歌の勉強の始まりでした。
僕はまずインターネットで情報収集を始めました。
そこで初めて耳にした言葉が
「ミックスボイス」
??????
なんだミックスボイスって。
裏声で歌うこと。地声では歌わない。
なんだそれ。そんなこと出来んのか。
YouTubeでも調べてみました。
そうすると、、、
すごい!!!友達と同じ感じで歌ってる!!!友達もミックスボイスなんだ!!よし、ミックスボイスを出来るようになろう。
これが僕の歌への第一歩でした。
実際に僕が踏んだ手順
僕は五年間かけて練習を積み重ね、手探りで歌っていった結果、hiAが出るか出ないかの音域だったのが、今では調子が良い時でhiE、安定して出せるのはhiC#まで広がりました。まだまだ、完璧ではありません。
そこまでの高音が安定して出せるようになったのが4年くらい経ってからです。
そこまでの道のりを話していきます。
高校一年生の時、僕は裏声をずっと出す練習をしていました。ファルセットというやつです。
闇雲に様々な曲を裏声で歌い切る練習をしていました。しかし、それはミックスボイスとは程遠いふにゃふにゃした声でした。
その後、裏声で歌い続けていると、だんだん声帯を閉じる感覚がわかって来ました。
かつて僕は喉締めで歌っていたのですが、裏声では喉締めではなく声帯閉鎖で歌うことができるようになったのです。
その後、鼻腔に響かせるということを意識して歌を歌っていました。
すると、少しだけ良い響きになり、高音が出しやすくなったのです。
さらに色々模索をしていくうちに、声が出るときは舌に力が入ってなく凹んだ状態の時で、声が出ないときは舌に力が入って盛り上がっていることに気がつきました。
そして次に気付いたことが、奥歯が指一本分、または二本分くらいの空間を開けて歌うと声が詰まらないということに気づきました。
この段階ぐらいで3年は経っています。
その後、大学生になってから、地声で歌っていても声帯閉鎖を意識できるようになり、響きと声帯閉鎖のバランスや、舌の位置、口の開け方、息の量などを気をつけることが出来るようになり
理想の声に近づくことができました。
そこで、僕が今回効果のあった練習、ミックスボイスを出している時の感覚、意識して歌っていることを教えていきます。
ミックスボイスを出している時の感覚
これは皆さんがよく知りたいことだと思います。
答えからいうと「地声を出しているけど裏声っぽい響きだなあ」って感じです。笑
だから、地声を出している感覚です。ミックスボイスで歌っているぞ!!!っていう感覚でなく無意識にミックスボイスに移行している感じです。
低音はザ 地声で高音にいくにつれて裏声の要素が増えていく感じです。
低音から喉でヴヴヴ〜〜と歌わないで
響きを意識して体全体に響かせるイメージです。そうすると高音に上手く繋がります。絶対に喉には力を入れてはいけません。これは練習でコツを掴めます。
また、低音と高音の響かせる比率は
低音 胸 8: 2 鼻腔
中音 胸4:6 鼻腔
高音 胸1 or 2 : 8 or 9
といった感覚です。これで上手くいきます。
また、胸に響かせると声が太くなる感じがあります。鼻腔に響かせると豊かな響きになり、高音が通りやすくなります。
喉の締め具合などは意識しなくて大丈夫です。練習の時にたくさん意識して、歌を歌うときは楽しく歌いましょう。
効果のあった練習
はじめに、ファルセット(裏声)です。
ひたすらお風呂場で裏声で歌っていました。
この練習によって裏声が得意になりましたし、ある境地を超えると声帯閉鎖のコツが掴めます。
ファルセットと同時並行で呪怨ボイス(ガラガラヘビみたいな声)を出す練習とリップロールをやるといいと思います。
次に、鼻腔共鳴を意識することです。鼻の奥に響かせることによって高音が出やすくなります。これは、半年くらい練習したのですが
その後は無意識にできるようになります。調子の悪い時にだけ意識してます。
最後に声帯閉鎖をコントロールする練習です。
声帯閉鎖でヘッドボイスを出来るようになったら声帯を締めて、ロックっぽいシャウトや、もののけ姫のような豊かな裏声もコントロールできるようになります。
声帯閉鎖をコントロールできるようになると、息を使わなくなるのでロングトーンも長くなりますし、響きも変わります。
練習をたくさん積んでいくうちに耳も良くなり、良い響きが悪い響きが聞こえるようになります。他の人が歌っていてもわかります。笑
この練習をすることで、圧倒的に声が出るようになりました。歌っている時も声帯が働いている感覚があります。笑
また、モノマネもかなり良かったです。僕がモノマネしたのは
ONE OK ROCKのTAKAさん
GLAYのTERUさん
L'Arc〜en〜Cielの Hydeさん
B’zの稲葉さん
エレファントカシマシの宮本さん
Mr.Childrenの桜井さん(桜井さんはミックスボイスがとても上手いですが、声質が特徴的で本人は喉締めで歌っていないのですが、歌の練習が進んでない人がマネをすると喉締めのクセがついてしまう可能性があるのである程度歌えるようになってからマネすることをオススメします。)
僕がたくさん聞いてマネした曲を貼っておきます!ぜひミックスボイスが聞こえるようになってください!自分にあった曲を選んでくださいね!
ミックスボイス取得の順番
①裏声(ファルセット)の練習
同時並行でリップロールと呪怨ボイス
②響きの練習
鼻腔共鳴を意識したり、胸に響かせたり、自分が一番出したい声に近いところを探してみてください。
また、口の開き方、舌の位置、息の量も練習していきます。
③声帯閉鎖をコントロールする
声帯を閉じてファルセットで色々な声を出してください。この練習によって喉声や喉締めは改善されると思います。声帯をコントロールする感覚が掴めれば地声で歌っていても声帯を意識して歌うことができます。
ある程度歌えるようになってきたら意識すること
長い間歌を練習きてきて歌が上手いとは表現力なのだということ気が付きました。
どんなに発声が良くなったって説得力のない歌なら意味がない。
そこで意識するのは
切なさを出すために あえて喉を締めて切ない響きを出したり
息の量は少なくて良いところを、息を含ませてセクシーな響きにしたり
また、口を縦に開いて歌うことによって声を出しやすくなりますし、声が太くなります。
僕もまだまだ未熟で、これからどんどん成長していきたいです。一緒に練習していく仲間としてこれからも頑張りましょう^ ^
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反響があれば再びミックスボイスについての記事を書きたいと思います。